左京先生の大学入試に向けて三者面談室

現役私立中高一貫校教員 大学入試に向けてアドバイスを広めたい

まさにいま変化している中高の教育現場

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今動き始めている中高教育変革

ベネッセとソフトバンク合弁会社が運営する

支援システム「Classi」の実践報告会に参加してきました

全国から3校の実践事例を聞くことができましたが

 

ポートフォリオ

アダプティブラーニング」

「探究活動」

 

がこれからのキーワードだなと感じました

 

そして、この3つに共通することは

『いかに能動的であるか』

ということです

 

www.blogsakyou.com

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ポートフォリオPDCAサイクルの習慣化の育成

ポートフォリオを大学入試に向けての準備と考えるのではなく

行事や学習に関して

目標(計画)

実行

振り返り(チェック)

再設計

をする習慣づけととらえています

先生に、記録を残しましょうといわれなくても

生徒が自分自身で、記録を残す習慣をつけることで

はじめはつたない記録が

だんだんと熟成されたことばで記録されるようになるのです

PDCAサイクルをまわすことが目的ではなく

その考え方を習慣化し、質の高いものに育成させる

というのが中高での活用として目指しています

 

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アダプティブラーニングで生徒に合った学習を

アクティブラーニングはよく耳にしますが

アダプティブラーニングは、その生徒に合わせた学習教材とつなげて

学習を進める方法です

これには、一人1台の端末がほしいです

演習において、できる生徒にはレベルを上げて

つまづいた生徒には、基礎に戻って

問題が出題されます

 

 

探究活動とポートフォリオを結びつける

課題を見つけて、仮説をたて検証していく探究活動

答えを見つけることではなく

計画し、失敗をへて

より良い方法を見つけていくその過程が

先ほどのポートフォリオと結びつけることで

PDCAサイクルの実践へとつながります

 

 

どれも、見ているだけの生徒は置いていかれる

これら3つは

自ら行動して、成長が進みます

ただ、見ているだけ

周りが進んでいるところに存在するだけでは

全く成長ができません

生徒は、能動的に行動することに火がつかないといけませんし

教員や家庭ではそこに、上手に火をつけなけばいけません

 

教員としては実践だけではなく

火をつける指導力が問われる時代になってきたようです

 

 

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