- 私大はどの大学も定員厳格化の影響を受けて・・
- 指定校推薦の受験者が多かった(想定内)
- 推薦入試での入金率が高かった(想定内)
- 指定校と推薦入試から割り出した残りの定員の読み
- 多くの辞退者の発生(想定外)
- 2020年度の入試はどうなるか
私大はどの大学も定員厳格化の影響を受けて・・
いろいろ入試説明会を聞いていると
昨年度はどの大学も、一般入試の合格ラインを厳しくしたようです
それは、まさに現場にいてよくわかっていました
でも、その様子は例年とはまた違う様子があったようです
指定校推薦の受験者が多かった(想定内)
一昨年度の段階で私大が厳しくなったので
確実に大学に入ろうと
指定校推薦の利用者が多かったとのこと
これは、すでに耳にしていた情報です
推薦入試での入金率が高かった(想定内)
指定校推薦と同様に
推薦入試で決めてしまおうという動きが強く
合格者の中での入学手続き者が多かったようです
入学手続きは大学にもよりますが
一次手続き(入学金)
二次手続き(前期学費)
と二段階で行うところが多いですが、
二次手続きまで済ませた人数がかなり多かったようです
今までは、併願してもっと上位の大学が受かっていたはずなのに
そこが不合格になるため、
この偏差値50くらいの大学に
二次手続きまで進む学生が増えたのでしょう
ここで、大学があわてたわけです
指定校と推薦入試から割り出した残りの定員の読み
そうすると、大学は一般入試で多く入学されては
定員を大幅に超えてしまうため
一般での合格ラインを上げる判断をします
成績上位は国立大学に合格するため、私大には入学しないので
私大に流れてきそうな合格ラインギリギリで入学者を読むわけです
この読みも、大学もしかっり対応できていたようです
多くの辞退者の発生(想定外)
しかし、3月に入って
二次手続きまで終わった推薦合格者で
多くの辞退者が発生したようです
恐らく
上位の私大で追加合格は発生し、
この入学前ギリギリに流出し
場合によっては定員をかなり下回る結果となってしまった
大学、学部もでてきてしまったようです
「二次まで入金して、そのお金を捨ててまで、上の大学に行くんですねえ」
とこぼされる入試担当の方もいましたが
『それくらい、行きたいと思ってみんな受験をがんばっているわけですから』
と応えました。
2020年度の入試はどうなるか
一般入試での入学者を絞ることは
大学としては避けたいので
やはり指定校推薦に手をつけてきました
上位校は
資格のハードルを上げるということをしていますが
偏差値50近くの大学は
単純に人数を減らしてきました
これからくる指定校推薦を頼りにしている人は
昨年通りの動きではないことに注意しておいてください。
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