指定校推薦は私立大学のみです
「時々,国立大学の指定校推薦を目指しています。」
という生徒,保護者の方に会いますが,
指定校推薦制度は,私立大学が高校に対して
この条件をクリアしている専願生を受け入れます
という推薦制度です。
指定校推薦の扱いは高校によって異なります
指定校推薦は校長宛に届くものであり
必ずしも,高校がすべてを生徒に公開,紹介するものではありません
これは,学校によって全く違います
学校にきたすべてを生徒に紹介する学校もありますし
進路規模調査で第一志望に掲げていた生徒が該当していたら
紹介するといった学校もあります
前者は
「出願できそうなところがあったら選びなさい」
後者は
「まずは,自分の第一志望を明確にしなさい」
といった進路指導の差だと思います。
進学校ほど後者になると思われます
2020年入試の動き ちょっと予想と違った
今年の2019年入試(現大学1年生)で私立大学の指定校推薦出願者が
増えたことから,定員問題もあって
今年は指定校を絞ってくるだろうと予想をしています
その中で,何校か届いた動きとしては
ちょっと,意外なものでした
それは,指定校推薦は募集するが
ハードルが高くなった
というものです
英検の条件が高くなった
試験を課して,点数によっては不合格もあり得る
といったものがでてきました
ひょっとしたらこれは,送られてくる高校のレベルによって
内容が異なるのかもしれませんが
とても,理にかなった募集変更に感じました
高校生にとっては,楽に合格できなくなるので辛いでしょうが
指定校推薦を減らす(無くす)のではなく,
より良い生徒を求めています
というのは,とてもわかりやすいメッセージで
教員としては生徒に伝えやすいです
学校から発表されるのを待っている受験生,保護者の方も
多いと思いますが
昨年度通りの指定校が発表されると安心はしないように
しておいて下さい
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