
- 志望理由書で、あなたという“人”を伝える
- よくある「マジックワード」に気をつけよう
- 「マジックワード」を具体化しよう
- 書いたら「マジックワード」が潜んでいないか見直そう
- 用語補足:総合型選抜とは?
- ◆志望理由書の添削を希望する方へ
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志望理由書で、あなたという“人”を伝える
総合型選抜(旧AO入試)や学校推薦型選抜では、志望理由書が非常に重要です。
この書類ひとつで、
「この生徒に会ってみたい」
と思わせられるかどうかが、選考の分かれ道になります。
求められるのは、上手な作文ではありません。
あなた自身の人間性や動機がリアルに伝わるかどうか。
だからこそ、よくある“それっぽい”言葉には要注意です。
よくある「マジックワード」に気をつけよう
添削をしていると、次のような表現をよく見かけます:
- 大学でコミュニケーション力をつけたい
- 幅広い知識を身につけたい
- 大学に入ったら留学したい
- 信頼される医療人になりたい
これらのフレーズは、一見それらしく見えますが、すべて修正が必要です。
理由は簡単です。意味はわかっても、個人の熱意や具体像が何も伝わってこないからです。
「マジックワード」を具体化しよう
では、どうすれば伝わる表現になるのでしょうか?
以下に具体例を挙げます。
「コミュニケーション力をつけたい」
→ 具体的にはどんな場面で?
話す力?聞く力?説明力?
その力を必要と感じた具体的な経験を書くことが大切です。
「幅広い知識を身につけたい」
→ 「幅広い」とはどんな範囲?
たとえば「心理学と教育学」「化学と環境問題」など、2つ以上の分野を具体的に挙げることで“幅”が見えてきます。
「大学に入ったら留学したい」
→ 面接でよく聞かれる質問:
- どこの国へ?
- なぜその国?
- いつ頃・どれくらいの期間?
このうち2つでも事前に明確にしておけば、本気度が伝わります。
「信頼される医療人になりたい」
→ “信頼される”とは、どんな人物像?
それを自分の体験や出会いをもとに描写すると、説得力が一気に増します。
書いたら「マジックワード」が潜んでいないか見直そう
すでに書き始めている人も、今一度チェックしてみてください。
- 抽象的な言葉だけになっていないか?
- 自分の体験や考えが「具体的に」書かれているか?
- 書いた言葉から、「あなた」が見えるか?
この視点をもつだけで、「オンリーワン」の志望理由書に近づきます。
用語補足:総合型選抜とは?
「総合型選抜」は、かつての「AO入試」にあたる入試方式です。
学力試験だけでなく、書類審査・面接・課題提出などを通じて人物重視で合否を判断する選抜方式です。
名称は変わりましたが、自分の意欲や適性をいかに伝えるかが、ますます重要になっています。
この夏は、志望理由書に関する具体的な書き方や指導のポイントについても、少しずつご紹介していきます。
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◆志望理由書の添削を希望する方へ
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