今年度の受験傾向が見えてきました
夏に実施された各業者の模試の結果の分析報告が始まっています
都市部で模試の受験者が減っていたり
会場受験が減少したため,既卒生の模試受験が減ったり
といった情報もあるので,
都市部の私大や
難関大学の受験者減は,やや話半分で
聞いておかないといけないかもしれません
時代は不景気 資格系が人気
文系では,今まで人気だった
経済・法学系の人気が下がっています
代わりに
社会福祉系,教員養成系が伸びてきます
教員は最近の労働状況問題で敬遠されていましたが
就職に繋がることからか,人気を伸ばしてきました
ただ,大学間で差が見られます
国際系は思ったほっど人気を下げていません
理系は
理学部,薬学部で伸びて
農学部が人気を下げています
工学部では変わらず情報系が人気です
安全志向
今年の特徴的な結果が
国立大学から公立大学への人気シフトです
公立大学は共通テストの科目数が少ないところが多く
安全志向で志望している人が多いようです
リスニングの比率に要注意
共通テストのリーディング:リスニングの配点比は
大学によって異なります
1:1
4:1
が同程度
3:1がその半分程度です
しっかりと志願大学の配点比は確認しておきましょう
英語が得意な生徒は
リスニングの配点が高い大学を狙ってきます
地元志向(コロナを避ける?)
地方の学生が地元の私立大学を受験する傾向が強まっています
いままでは,都市部の大学を受験していた層が
同程度の地元大学に落ち着こうとしている様子があります
私大の定員超過問題は是正された?
昨年度までの入学者で多くの大学が
定員超過を是正しました
ですから,今年度は無理な絞り込みはしないと予想されます
また,高3生自体の人口減
共通テストを嫌った既卒生減
私大の定員増加
によって,私大は昨年度までよりも
合格しやすい傾向が見えてきます
既卒生減は影響大か
上記のように既卒生が減っていることは
京都大学では
現役生の増減はあまりないようですが
やはり狙い目になると思います
実質受験者はもっと減る
夏の傾向ですので,今後も動いてきますが
実際は総合型,学校推薦型で大学が決まって
受験を終了す売る生徒も多く出てきます
その中での冬の動向にも注目です
こちらにも受験情報がたくさん掲載されています