ポートフォリオは出願のためだけではない
ポートフォリオ=入試で出願
というイメージが強くなってきていますので
今回は、出願を意識しない
ポートフォリオの価値について
紹介します
目標と達成度の確認
大人はPDCAサイクルをよく利用しますが
学生の勉強も同じようなものです
これは、考え方が同じというだけではなく
行き詰まるところも似ています
つまり
P(計画)
D(実行)
はがんばれるが
C(チェック)
A(行動・改善)
がなかなかできない
のです
そこでポートフォリオの出番です
紙でもweb上でもいいのですが
目標と実行計画を書きます
そして終わったら
結果と振り返りをするのです
記述例
次の練習試合で○○高校に勝つ
そのために、毎日部活後にシュート練習
家に帰ってからも腹筋をする
(結果)
今日の練習試合ではあと1点で負けてしまった。
個人の練習だけではなくチームで取り組まないといけないと思った
なんか書けそうな気がしますよね
すでに、部活ノートで同じようなことをしている人も
いることでしょう
学習の場合
次の模試でB判定をとる
そのためには数学と古文を強化しないといけない
数学は数学Ⅱの内容を問題集の例題で2回まわりとく
古文は助動詞と敬語を文法ノートで1回まわりやる
(結果)
初めてB判定を取ることができた
数学Ⅱだけでなく数学Ⅰでも結果が出た
時間があるときに例題を解く習慣ができたようだ
次は物理の力学でも同じように計画をたてる
パターン化が重要
あまり難しいことを考えずに
はじめのうちは型をつくって
簡単に作成していくのがお勧めです
やがて習慣になってしまえば
自然とモチベーションが高まり
自発的な学習者(アクティブラーナー)
へと成長できているはずです
もっと発展系もあります
もちろん、雑誌やネットで調べると
様々な計画方法が載っています
私は最近、大谷翔平選手がやっていたという
9×9マスをつかって計画を立てるシートに関心があります
ですが、こういったものも含めて
最後までやり切れる型に落ち着くまで取り組むことが重要です
受験で使うことを意識せずに始めてみる
自分が作ったポートフォリオをすべて受験で使うわけではありません
計画、実行、振り返りのプロセスを
身に着けていくことで
十分に社会で活躍する大人への成長をしていきます
やはり、まずははじめてみましょう
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