左京先生の大学入試に向けて三者面談室

現役私立中高一貫校教員 大学入試に向けてアドバイスを広めたい

ポートフォリオに残しておくべきこと

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ポートフォリオにはまず活動記録を残す

 

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e-ポートフォリオに限らず、活動を記録として残すことを前回書きました。

まずは、大学に提出する資料を想定して

部活動

大会の正式名称

大会の時期(平成○○年○月)

結果

自分の役割、次に向けて感じた課題や成長内容

 

資格(英検など)

検定の正式名称

資格授与の時期(平成○○年○月)

証書のコピー(PDFファイルでもよい)

 

 

自主活動(ボランティアや課外活動)

活動の正式名称

活動の時期(平成○○年○月~○月)

ボランティア活動の場合、継続して参加した回数

体験から感じたこと、将来に向けて得られた考え方

活動を証明するもの

(ボランティア証明書、発表会などはプログラムなど)

 

 

入試では、どのように成長したかが注目される

今現在何に課題を持ったかを記録することによって、

来年度、その課題をどのように克服できたかが大きな焦点になります。

なぜなら、

課題を自ら設定し、その可決に向けて手段を設けて達成する

という手順は、大学が求めている能力のひとつです。

この能力を、高校生活で体験、獲得しているという

根拠のある証明として残して置けることはすばらしいことです。

来年度の自分に向けて、今の自分の考えをしっかり残しておきましょう。

 

 

前向きコホート

現在の時点で、あるテーマについて視点を定めて

将来追跡してその結果を調査することを「前向きコホート」といいます。

ちなみに、現在の結果に注目して、過去を分析することを「後ろ向きコホート」といいます。

多くの人が、自己推薦文を書くときに「後ろ向きコホート」で思い出しながら書くことでしょう。

そのなかで、テーマを意識しながら自分を分析調査する「前向きコホート」の記録をもって、自己推薦文を書くことができたら、それはエネルギーがこもった強いメッセージを持って伝えることができます。

エッセイを書くようなイメージです。

 

テーマごとにまとめて、保存しておくと良いでしょう。

 

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