国公立大学出願状況
本日付けで出願締め切りの大学がほとんどです。
これから、倍率が発表されることでしょう。
河合塾Kei-Net
今年度気をつけないといけないこと
倍率が昨年並みだとしても、受験層は異なっているということです。
今年度はとにかくセンター試験で得点がでました。
そして、センター翌日の自己採点で
みな喜んで、第一志望校を高めで予備校用紙に記入しました。
判定が帰ってくると、予想以上に厳しく動揺しました。
自分でネットで判定が見られるので、大学を探しました。
少し下げると、B判定がでる大学がありました。
不安を払拭したいので、そこへ変更して出願。
のパターンが増えたと予想されます。
今年度の出願傾向のおさらいです。
今年度は
①センターで点を取っている人が多い
②予備校の判定システムには、上位校に出した人が多い
(その下の大学は、一見すると高得点層の志望者が少なく見えている)
③自分で判定システムを見ることができる
(②のような状況が発生しているシステムです)
平成31年度国公立入試の出願者予測
①B判定の人が、判定システムより多く受験している
②A判定、B判定の人も志望校を上げずにそのまま受験している
(例年は、C判定、D判定の受験者が増えます)
はっきり言うと
D判定で出した人は、自分より上にセンター高得点者が
判定システム以上に多数いる。
ということ。
そして、B判定でもライバルは増えているということです。
前期入試に向けての心構え
ここまで言い切ってしまうと、
どうしようと不安を掻き立ててしまいますが、
もう一つ重要なポイントがあります。
今回センターがとれた人が、必ずしも
その大学の二次試験への対応力があるとは限らない
ということです。
あなたが第一志望で目指した大学へD判定で出願した人!
多くのライバルとして点差があります。
でも彼らは、多くの人が点数がとれたセンターの問題で点が取れただけです。(特に国語)
二次試験で、本当に十分な得点力があるでしょうか?
ひょっとしたら逃げきれると安心しきっているかもしれません。
勝負はここからです。
B判定の人 逃げきれる状況では無いですよ
D判定の人、その点差は努力で追い抜けますよ
私も二次対策の授業を行っていますが、
この授業が一番好きです。
生徒たちの力がどんどん付いてきます。
まだまだ教えたり無いことはいっぱいあります。
気持ちを引き締めて二次対策に取り組みましょう。