左京先生の大学入試に向けて三者面談室

現役私立中高一貫校教員 大学入試に向けてアドバイスを広めたい

都市部の模試データをどう扱うか悩む

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模試の判定は,

受験生【母集団】の成績や志願者数と

過去の実績を比較して、模試業者が

「このあたりがBだな」

といった具合で判定を出しているのですが

 

今年度は,模試業者が会場受験を自粛していたり

学校側も受験する模試を精選したりと

特に都市部での受験生が少ないです

(地方はそれほど減っていません)

 

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都市部の受験生の数が多いわけですから

例年より判定も曖昧になっているような気がします

 

でも,そこはITと企業努力によって

抜群の数値を業者はたたきだしてくれているのでしょうか

 

模試の結果が帰ってきて

度数分布表の山が低くなっていると

どうしても「がんばれば逆転できる」と直感的に思ってしまうのですが

本当にその判断が正しいのかどうか・・

生徒には「大丈夫」というのですが

自分自身に根拠が乏しくては

どうも言葉に信憑性が乗せられません

 

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今年度は安心して使えるデータが少なすぎます

格好良く言うと「羅針盤を持たずに航海するようなもの」

といったところでしょうか

 

羅針盤は「Compass」ですね

あっ,ある業者の判定システムですね

これらに頼りすぎてきたところもあるのですが

生徒達は,今はしっかりと学力の充実に集中してもらおう

 

 

 

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