左京先生の大学入試に向けて三者面談室

現役私立中高一貫校教員 大学入試に向けてアドバイスを広めたい

志望理由書の書き方教室 その3 遠未来像をしっかり述べる

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大学がゴールではない

志望理由書の中で

大学に入ってがんばる

大学で勉強して成長したい

と伝えることは必要ですが

それで終わってはいけません

大学の先生が知りたいのは

 

この生徒は、ちゃんと大学で勉強するのだろうか?

ということです

 

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大学卒業後のビジョンを明確にする

大学卒業後に、社会であなたが活躍する姿

それが「遠未来像です」

 

将来、外交官として中東の和平に尽力したい

そのために、貴学でイスラム文化を勉強したい

 

将来、AIを活用した地域医療専門医師になりたい

そのために、貴学の先端医療を学びたい

 

このように遠未来像を持っている学生は

その目標に向かって、大学生活をがんばってくれると期待できます

「大学で、やりたいことをみつけたいです」

という大学のカリキュラムに期待してくる

受身の学生よりも安心して合格させられます

 

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遠未来像は将来変わって当たり前

受験では、地域医療といったけど

実は救命救急にも関心があるから実際はわからない

など、自分の将来に自信がなくても大丈夫です

まず、今時点で明確に遠未来像を描く力があるかが大切なのです

受験の段階で

遠未来像が明確ならば

途中で異なった遠未来像ができたとしても

それは具体的で素敵なものに変わっただけです

 

大学に入ったら、もっとたくさんの仕事をみつけることくらい

大学の先生は承知しています

 

 

未来への明確なストーリーを

将来にやりたいことがある

そのためには、大学で身に着けなければいけないことがある

 

大学でこの勉強をして、将来はこの問題を解決したい

 

大学卒業後のビジョンが大学の先生に伝わるように書きましょう

 

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