左京先生の大学入試に向けて三者面談室

現役私立中高一貫校教員 大学入試に向けてアドバイスを広めたい

私立大学定員と一般入試の枠

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私大の総合型選抜

出願が9月中旬頃はじまるであろう

総合型入試は

ほとんどの場合が専願

つまり

合格したら入学すること

を条件にしています

 

滑り止めとして私大を選ぶ場合には

向かないので気をつけて下さい

 

しかし一部

「併願可能です」

と明記されている大学もあります

 

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学校推薦型は2種類あります

指定校推薦

私立大学が,各高校に対して

評定などの条件を付けた上で

該当する生徒を受け入れる入試です

どのような大学がその学校に来ているかは

高校の方針によってことなります

完全公開のところもあれば

知らせないところもあります

あくまで,校長宛届く書類であって

生徒,保護者宛ではないので

学校の方針で通知しないと言われても

やむを得ないかもしれません

国公立大学の指定校推薦はありません

 

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公募制推薦

学校長の推薦で出願します

大学によって,先生が書く推薦書の量が異なるので

希望するときは早めに担任の先生の連絡しましょう

私大の場合は国公立と異なり

高校毎の人数制限はほとんどの場合ありません

公募制推薦を設定していない私大もあります

専願のみの大学もあれば

併願可能な大学もあります

併願可能の場合が多いのですが

ここからの入学者数が読みにくいと判断した大学が

公募制を控えたのかもしれません

 

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一般選抜型は定員の3割~6割

一般選抜で定員の50%程度が標準と考えると

上智関西学院などは4割台,3割台になるので

総合型や学校推薦型重視の大学といえます

その結果,一般入試がやや狭き門となることでしょう

このあたりの数値は公表しているので

調べてみても良いでしょう

 

 

定員確保だけが目的ではない

大学の本音としては

3学期まで勉強して入学してくれる

学生の方が学力的に安心感があるのでしょう

でも,明確な目標を持って大学を目指してくる

行動力,社会力のある学生の活躍をしっている大学は

上位大学といえども総合型などでの選抜方法を吟味して

一般入試の定員を削って枠を広げています

先ほど上げたような一般選抜の定員を減らしてまで

総合型や公募制型を増やしている上位大学は

「定員確保のために専願を増やそう」ではなく

見る目に自信を持って生徒募集に挑んでいるので

出願するときには,しっかりと

自分の志を伝えられるように準備して

こちらも挑みましょう

 

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