- センター試験翌日の日本中の動き
- 予備校の分析結果が公表されます
- 説明会で得た情報を高校の先生達が検討する
- 昨年度はいろいろな原因で大混乱
- 自分で判定を見られるようになっていたのがさらに混乱を
- しっかりと,高校の先生や予備校の先生の話を聞きましょう
- 出願は前期も後期も同じ時期です
センター試験翌日の日本中の動き
19日の日曜日にセンター試験が終わります。
その後,出願大学をどのように検討していくことになるのかを
確認しておきましょう
まず20日の月曜日に自己採点をして
その結果を学校で用紙に記入します
くれぐれも,センター試験が完全に終わるまでは
自己採点しないで下さい
終わっていない科目に
悪い影響はあっても,良い影響はありません
話を戻して
この用紙には自己採点結果と志望校を記入します
記入用紙は複数枚あることが多いでしょう
記入された用紙は
ベネッセ、河合塾、東進などに送られるものです
この用紙を高校は昼までに発送します
そして予備校などは、届いた膨大なデータを元に
一気に集計、分析し、ボーダーラインを割り出します
ほぼ徹夜でしょう
予備校の分析結果が公表されます
各予備校の分析結果は,
早くて22日(水),23日(木)に
説明会が全国で開催されます
この説明会で報告される数値が,実際の集計データですので
センター試験当日や翌日に発表される
予想平均点は予想でしかありませんので
あまりあてになりません
過去をふりかえれば,だいたい間違っています
水曜,木曜の正式発表まで予想にふりまわされないように
説明会で得た情報を高校の先生達が検討する
高校の先生たちは分散して
それぞれの予備校の分析結果を水曜木曜に受け取ります
各予備校の分析データを元に、生徒1人1人の出願を判断するために
出願検討会議を高校の先生たちが行います
国立受験生の生徒数によって、木曜金曜土曜を通して行います。
(ものすごく時間がかかりますが、金曜にはおわりたいのが理想です)
この検討結果をもとにして、25日(土)あたりから三者懇談となり
出願校の決定となるのが、多くの高校での動きになります。
逆に言えば、24日までは、データがなそろわないので
学生のみなさまは、安易な自己判断で志望校を変更するのは控えた方がいいのです
昨年度はいろいろな原因で大混乱
昨年度国公立出願に向けては,全国的に大混乱でした
その一つの原因は,国語が簡単だったこと
理系は化学が難しかったので,相殺されましたが
文系では,目標点に達していたため
多くの人が
自己採点用紙の第一志望校に,自信を持って上位校を書いてました
ところが,ふたを開けてみると皆が強気で
第一志望校に書いてきたので
A判定だと思ったらC,Cと思っていたらEといった
結果で,週末に慌てて出願先を再検討しないといけなくなったのでした
自分で判定を見られるようになっていたのがさらに混乱を
そして,昨年度から河合塾などのホームページから
自分の判定を見ることができるようになりました
それまでは,高校の先生のパソコンで判定を見て
どの大学だったら判定がいくつになるかを見ていたわけですが
自分で探すことができたのです
これが,大きな過ちを引き起こします
皆が強気で第一志望を校を書いてきたデータで表示されるので
自動的に,その下のランクの大学学部は
志望者が少なく表示されたわけです
そうすると
「あっ,ここに下げればA判定なる」
と表示されたわけです
このようなことを全国の受験生が行うわけですから
判定システムのA判定があてにならなくなったわけです
なぜなら,多くの受験生が
自己採点用紙に書いた出願校と違うところに出願しようとしたわけですから
しっかりと,高校の先生や予備校の先生の話を聞きましょう
このようなことが起こりそうだと言うことも
水曜,木曜の説明会で私たちは模試業者や予備校から
情報をもらってきます
ですから,自分だけの経験の少ない判断で判定システムを使わないように
気をつけて下さい
保護者の皆様も,
木曜日まではまだまだ情報不足
と認識して,噂話だけで早々に慌てないように気をつけて下さい
勝負は金曜,土曜の三者面談からです
出願は前期も後期も同じ時期です
前期日程も後期日程もともに
1月25日(月)から2月3日までです
後期日程の出願日も同じ事に気をつけておきましょう
こちらにも受験情報がたくさん掲載されています