共通テストの実態が見えてきました
平均点は昨年並です
理科と社会で得点調整が入りそうなので
そのあたりの情報はしっかり気にしておきましょう
それなりに分母は減少
受験者の分母としては
欠席者は1割程度とのこと
そして,既卒生が2割昨年より減っているので
難関大は,やはり狙い目になりそうです
高得点層が減少
また,平均は変わりませんが
高得点も取りづらかったようで
9割あたりの得点率が減少し
8割あたりの得点率が増えています
ですから,難関大を目指している人は
「9割無かった・・・」
と落ち込まず
みんなも取れていない
浪人生も少ない
というチャンスを活かすと良いでしょう
農学部をどう判断するか
生物の点数が高かったということは
農学部に出願しようと考えていた人は
強気の第一志望をだしてきたと考えられます
ですが,世の中は安全志向で動いていますので
共通テストが取れたなら
逃げ切り型で二次の配点が低い大学が人気になる
傾向が予想されます
逆に,二次配点が高い大学は
今後倍率を下げてくかもしれません
「得点が取れたけど,第一志望の二次配点は高い」
と不安になってるひとは
安心してそのまま出願して下さい
点数が取れている人が,上の大学から
落としてくることは少ないでしょう
増えてくるのは,ボーダーに届かない逆転組です
ですから,当初の予定通りの
二次で得点を取れれば逆転を許すことは無いでしょう
しっかり二次対策をしておきましょう
これから再び動き出す
最近は,自分たちで合格判定が見られるため
のめり込むようにして良い判定が出るところを探して
出願先を変更する人が増えています
この受験生の行動を判断すると
現在判定システムで現れる倍率は
あてになりません
予備校の先生や学校の先生は
全国の動向,各大学,学部の度数分布の情報を持っています
出願先の変更を考えている人は
自分だけの視野(視界)で判断せず
しっかりと相談して検討をすることをおすすめします
こちらにも受験情報がたくさん掲載されています