左京先生の大学入試に向けて三者面談室

現役私立中高一貫校教員 大学入試に向けてアドバイスを広めたい

難関大ボーダーは低下だが,自己採点では強気の出願傾向

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各予備校で自己採点結果と

出願予定後のデータがそろい分析が始まりました

 

まず,得点分布ですが

文系は昨年と同形状の分布でしたが

理系では80%(720点)を境界として

80%以上が減少

60%から80%で増加

といった分布になっていました

 

9割欲しかったけど8割程度しか取れなかった・・・・

という難関大や医学科志望の人は

浪人生も2割減ですから

気落ちせず,二次対策で十分挑戦できます

難関大ではボーダーも低下しています

 

逆に,8割またわ8割弱で弱気になり

少し下げれば,この得点なら有利になる

と思い志望校を下げると

そこには分厚い得点帯が存在しています

ライバルが多くなる上に

元々自力があったが共通テストで取れなかっただけの

高偏差値保持者も隠れています

不安に負けて,激戦区に飛び込むのも考えどころです

 

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旧帝大やそれに準じる難関大を狙う

7割~8割ゾーンは

人数も多く,志願者も増やしています

この層がどのように動いてくるかが

その下の6割から7割の層への影響が大きくなってくることでしょう

取れた実感があれば,そのまま強気で出願してきそうですが

二次配点の低い大学A判定に流れることも予想されます

 

リーディング:リスニングの配点が4:1なのか1:1なのかで

判定が変わってくることもあります

リスニングが高得点だった人で出願先を迷っている人は

1:1の大学を検討してみるのも良いでしょう

 

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そして,後期はしかりと出願先を検討しましょう

見かけ上倍率が高いですが

受験生が少ないため

実際に後期を受験する人は少なくなります

おもわぬ穴があきますので

最後まで諦めずに出願先をみつけ,準備を進めましょう

 

 

 

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