左京先生の大学入試に向けて三者面談室

現役私立中高一貫校教員 大学入試に向けてアドバイスを広めたい

弱点克服に向けて 【数学の学習法】

 

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自学自習は納得するために行う

自学自習は、宿題を提出するための勉強ではありません。

知識の定着に向けて、納得するために行うものです。

そして、もう一つ大事なことが、

自分がわかった気になっているところを見つける作業です。

 

わかっていることに気づかせることは、

教育学においても、まだまだ課題として研究が進められていますし

私もいろいろ授業でも工夫していますが、難しい題材です。

 

 自分を甘やかさないための心構え

自分で取り組む上でも、ポイントは

自分を甘やかさない

ことになります。

 

常に自分に

「本当にわかってるの?」

と問いかける自分を持つことです。

教育用語のメタ認知ですね。

 

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 数学は例題が最重要

1回目の今日は数学について。

私はいつも「問題集や教科書の例題をやる」ことをすすめています。

答えが載っているからといってとばす人がいますが、

私も問題集の執筆者として言わせてもらうと

最も重要な問題を例題にします。

 

例題を理解した上で問題演習をしてもらうことを前提に問題集を作ります。

ですから、例題を納得できていなければ、

以下の問題に時間をかけても、獲るものは少ないのです。

基礎がわかっていないのに、発展を理解しようとする危険性はわかると思います。

 

 行き詰まったとき,間違えたときが勝負

そして解いている途中で何分か考えた後、答えを見ますよね。

この後が大切です。

答えを見たら、必ず頭から解き直してください。

続きから解いてはいけません。

赤ペンで続きを書くなんてとても危険な勉強方法です

 

もう一度頭から解いてみると、先ほど詰まった箇所をクリアできても、

次の箇所で詰まるときがあります。

そこで答えを見たら、また頭から…

と、最後まで完答できるまで行います。

 

この方法で、

1 つまずき所が一カ所でないことを発見できます。

2 1回目につまずいた箇所はいつの間にかスムーズに解けるようになってます。

3 解答を見たときの「わかったつもり」を回避できます。

 

ちょっと時間はかかりますが、大切な方法です。

もちろん、解答で納得できないところを見つけたら、

翌日に先生に質問して教えてもらってください。

 

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