左京先生の大学入試に向けて三者面談室

現役私立中高一貫校教員 大学入試に向けてアドバイスを広めたい

国公立大の中期入試とは

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今日で前期入試の2日目が終わりました。

受験生のみなさん。お疲れ様でした。

そして、保護者の皆さんもお疲れ様でした。

 

まずは、一息ついてよいとおもいます。

明日以降に、

「後期入試に向けて」

といった内容になりますが、今日は休んでください。

 

中期入試は3月8日

出願した人はわかっているかもしれませんが、

保護者の方も実はあまり理解されていないのが中期試験。

 

日程としては、前期試験の合格発表の前後にあたります。

  

前期に合格して入学手続きをすると、合否すらわからない

中期試験の合格発表前に

前期入試の発表と入学手続きが行われます。

この入学手続きを完了すると、

中期試験の合否発表は行われません。

つまり、絶対に中期に合格することはありません。

 

たとえば、

中期の名古屋市立大学薬学部を第一志望にしていて、

前期で第一志望ではない他の大学に合格したからといって、

「滑り止め」のように入学手続きをしてしまうと、

名古屋市立大学の合格はなくなるということです。

ここは、要注意です。

 

中期試験の合格発表は後期試験と同じころ

合格発表は前期と同様に大学によって異なりますが、

中期と後期は概ね同じ時期に合格発表なります。

ですから、この場合は、両方の合否を見てから入学手続きに進むことが可能です。

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倍率は高いけど、実質倍率は減少。それでも激戦には違いない

中期試験は、前期合格発表より前にあたる受験生もいるため、

受験者は比較的います。

一方で、前期発表があり合格した。第一志望の私大合格した人は受験しません。

そして、受験はしたけどその後の前期発表で合格した人は、

合格者(受験者)から除外されます。

ですから、実質倍率は下がりますが、

かなり対策をして多くの学生が受験してくるので、

後期入試よりは激戦になります。

 

後期入試が激戦にならないことは、また次回で。

 

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