左京先生の大学入試に向けて三者面談室

現役私立中高一貫校教員 大学入試に向けてアドバイスを広めたい

医学部小論文対策 その1 「セカンドオピニオン」


この時期は

志望理由書や面接練習もそうですが

小論文の個別指導も行っています

 

私が特に担当するのが

国立大学の医学部志望の生徒の小論文です

 

ただ,小論文の書き方に入る前に

演習する小論文の問題を用いて

医学部を受験するための医学用語とその背景を指導します

 

今回はその一つ「セカンドオピニオン」について

話題にします

 

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セカンドオピニオン

なんとなく分かっている人だと

「複数の医師に診てもらって判断すること」

と答えます

 

でも,それのどこが特別なことなのでしょうか?

 

一つ目の病院に行って

納得がいかないから

二つ目の病院に行って診てもらう

 

やろうと思えば,できますよね

 

例えば,その時に採血が必要だったら

何回採血しますか?

レントゲン撮影とか

CTやMRIとか・・・

 

複数の医療機関で受診すれば

それだけ何回も検査を受けないといけません

でも,検査結果はかわるものではありません

(変わるのでしたら,そもそも異なる疾患です)

 

セカンドオピニオンのポイントは

1つめの病院での検査結果を

他の医師(病院)に判断してもらうことです

 

ですから,医師に対して

「他の先生(病院)でも意見を聞きたいので,先ほどの検査結果を下さい」

と患者が言えるかどうあか

また,そう言われることに対して

医師がどう対応するか

 

ということが「セカンドオピニオン」のハードルなのです

 

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最近は,データをCD(DVD)に落として

くれる病院もあります

 

検査結果は誰のもの?

お金は払ってますよね

所有者は病院

それとも患者?

 

その他あたりをしっかりと答えれるようにしておくと

医学部を目指す上で,自分自身に医療に対する

視点を持てるようになり,小論文も書けるようになってくるでしょう

 

 

 

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