
冬休み前の面談で確認していること
冬休み前に三者面談を実施する学校も多い時期だと思います。
私の勤務校では、三者面談は希望者のみとしています。理由はいくつかありますが、一番大きいのは、この時期に「結論」を出す必要がないからです。
ただし、私立大学を確定していない生徒にとっては面談が重要なタイミングになります。
大前提:国公立大学の出願を決めるのは共通テスト後
これは毎年変わりません。どれだけ準備をしていても、国公立大学の最終的な出願判断は共通テスト後になります。
だからこそ、冬休み前の面談は「決める場」ではなく、準備を整える場だと考えています。
冬休み前の面談で確認する3つのポイント
この時期の面談で、私が必ず確認しているのは次の3点です。
① 受ける可能性のある大学候補を挙げる(国公立・私立)
第一志望だけでなく、可能性がある大学や状況次第で検討する大学まで含めて、幅を持たせた候補出しを行います。
この時期は、まだ気持ちに余裕があります。だからこそ、「想定より厳しかった場合」も含めて冷静に考えることができます。
② 私立大学の出願日程を確認する(特に関東私大)
ここで注意が必要なのが、関東方面の私立大学です。地方の学校にいると、どうしても関東私大の受験は不慣れになりがちですが、実は、ここで差がつきます。
関東私大受験では、試験日程・試験会場(キャンパス)・移動・宿泊が、学力と同じくらい重要になります。
③ 冬休みの学習計画を立てる
冬休みは「一番伸びる可能性がある時期」であり、「一番崩れやすい時期」でもあります。何を・どの科目で・どこまでやるのかを具体化し、現実的な学習計画を一緒に確認します。
関東私大受験は「日程」と「場所」を必ずセットで考える
生徒には、必ずこう伝えています。
関東私大は「受けられる大学」と「理論上は受けられるが現実的に厳しい大学」が違う
まずやるべきは、偏差値順に並べることではありません。
- 各大学・学部の試験日を調べる
- カレンダーに書き出す
- 同じ日に重なっていないか確認する
同じ日に複数校受験できるケースもありますが、地方受験生には原則おすすめしません。
「同じ大学=同じ場所」とは限らない
関東私大で特に注意が必要なのが、キャンパスの違いです。同じ大学でも都心キャンパスと郊外キャンパスが分かれていることは珍しくありません。
移動に1〜2時間かかるケースもあり、これを軽く考えていると当日のコンディションに大きく影響します。
地方からの関東私大受験は「連泊前提」
関東私大を受ける場合、私は基本的に、2〜3日を1セットにして無理に詰め込まない考え方を勧めています。
「せっかく東京に行くから、受けられるだけ受ける」という発想は、ほとんどの場合良い結果につながりません。体力・集中力が落ち、学力以前の問題で力が出せなくなるからです。
冬休み前だからこそ「ネガティブな想定」もできる
この時期は、共通テスト直前ほど切迫していません。だからこそ、
- 思ったより点が取れなかったら
- 判定が厳しかったら
という可能性も含めて、国公立・私立ともに一段低い選択肢を考えておくことができます。
慌ててから考えると、出願科目の見間違いや、他にも選択肢があったことに後から気づくなど、後悔が増えます。
入試要項は「出願を決めてから」では遅い
最近はWebで要項を確認できる大学も増えましたが、郵送での取り寄せが必要な大学もまだあります。
おすすめしているのは、要項は先に取り寄せて手元に置き、出願するかどうかは後で決めるという方法です。準備だけは早めに。判断は、落ち着いて。
冬休み前の面談は「準備の質」を上げる時間
冬休み前の面談で、すべてを決める必要はありません。むしろ、
- 選択肢を整理し
- 日程と場所を確認し
- 冬休みの学習計画を整える
そのための時間です。共通テスト後に慌てないために、今できることを、今のうちに。
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