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化粧品の研究がしたい場合
大学のホームページで化粧品の研究をしている研究室を探すと
かなり限られた大学でしか見つけることができないかもしれません
化粧品のコースを設けている大学もありますが
必ずしも、化粧品のうたっている研究室でしか
化粧品開発就職への道がかぎられているわけではありません
具体的な研究自体は
研究室の先生の裁量に寄るため
「必ずこうです」と言い切ることはできませんが
おおまからな選択の目安を紹介させていただきます
詳しく調べるための参考にしてください
学部と化粧品との接点
薬学部から化粧品
薬学部の大きな特徴は
ヒトを対象とした研究を行うことができることです
化粧品自体や、化粧品に使用しようとする成分が
人の身体(肌など)でどのような影響を及ぼすか
身体にはたらく機能性はどのようなメカニズムではたらいているのか
などの研究をイメージすると良いでしょう。
薬学科と薬科学科でいえば、薬科学科でおこなっている大学が多いかもしれませんが、
就職時に「薬剤師免許所持」をもとめる企業もあるので、
この選択は、いつも難しいなあと感じます。
農学部から化粧品
植物など成分から、美容効果のある成分を発見、精製する
微生物を用いた、美容成分の製造など
ヒトへの影響を意識しますが、
対象とするのは化粧品に用いようとする物質側です
工学部から化粧品
化粧品を製造する機器、プラントデザイン
成分と成分の混合状態(エマルジョンなど)による肌触りや吸着性
ナノ素材とするための製法の開発
などの、化粧品としてあつかう物質の状態の開発
研究成果が化粧品開発へ応用
化粧品をつくるための研究室は
検索でピンポイントで見つけられますが
多くの研究室は
成分の効能(機能性)や物質の製造方法などを研究し
その成果が何に役立てられるかと考えた場合に
化粧品に応用できる
というステップで研究を進めています
言い換えると
化粧品にも応用できる技術を研究している
といったイメージです
自分が興味ある切り口を想像してみよう
薬学部→ヒトを対象に研究できる
農学部→生物を化学的な切り口で研究できる
工学部→化学を物理的な切り口で研究できる
と分類した場合に
自分はどの切り口に興味があるかを考えて
各大学で、化粧品開発に向けた研究もできそうか
オープンキャンパスなどで質問してみると良いでしょう
とても、おもしろいデータです。
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