左京先生の大学入試に向けて三者面談室

現役私立中高一貫校教員 大学入試に向けてアドバイスを広めたい

驚くほどの一斉弱気

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データが出始めました

 

ここからが分析開始です

 

今日はまだ分析を始めていないので

生データの感想です

 

 

その1

700点以上は昨年比較で5割程度減

 

ざっくり,昨年と比べて

5%~7%(50点~60点)下がっています

もう少ししっかりと分析しないといけませんが

得点帯によってはもっと差が開いているかもしれません

 

この情報だけだと

昨年のボーダーよりマイナス50点で考えないといけないな

と思いがちですが

ここで,受験生の弱気が一気に巻き起こります

 

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その2.

歯学部志望者激増

これの心理はわかります

医学部狙いの受験生が

得点が出ずに,月曜日の用紙に諦めて

医学部から歯学部に下げたのです

 

このデータがこれからオープンされると

きっと医学部に戻ってくると思います

弱気になった学生が,本当に医学部に戻ってくるでしょうか・・・・・

逆に,医学部→歯学部→薬学部

矛先が変わる可能性も。。。。

 

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その3.

地方大学激増

もう,点数がないというこで,

どこか引っかかりそうな国公立大学を求めて

地方大学の志願者が増えています

ある意味,地方大学の志願者の度数分布を見ると

昨年とあまり変わっていないように見えるところもあります

つまり,

「この点数だったら○○大学が妥当か・・・」

と判断して,月曜日の第1希望に書いた人が多かったのでしょう

いやいや,

たぶんもっと上位の大学,狙えますよ

一方で,この地方の上位層が

そのまま残るとしたら

地方大学のD判定はかなり厳しいと予想されます

 

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まだ,生徒の判定がどのように付けられたかは

データがないのですが,

予備校の判定の付け方によって

大きくうねりが発生しそうで

怖いです

 

なんとなく,私の直感的な感覚だと

上位大学でしたら

昨年のボーダーから1割減までなら

第1志望校を狙って良いのではないでしょうか

 

まだまだしっかりと

分析を続けます

 

 

こちらにも受験情報がたくさん掲載されています

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