左京先生の大学入試に向けて三者面談室

現役私立中高一貫校教員 大学入試に向けてアドバイスを広めたい

一般選抜にも様々な書類が必要な大学があります

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今年度から

総合型,学校推薦型,一般選抜において

学力も行動も両方で判断するようにと

大学側に通達が出ています

 

それによって

総合型で学力判断審査(小論文で終わることもあり)

一般選抜型で調査書が選考内容に入っていたりしています

 

大学によっては

活動報告書や志望理由書を

推薦入試などと同様に一般入試でも

提出が必要になっていますので

出願日までにしっかりと仕上げなくてはいけません

ここから入試が始まっています

 

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推薦を考えてこなかった人にとっては

いきなり志望理由書と言われても

困るかもしれませんが

大切なことは

大学の「アドミッションポリシー」にしっかり寄り添うことです

選考方法は大学によって異なると思いますが

一番一般的なものが

「ルーブリック評価」と呼ばれる方法です

 

《本学を選んだ理由》

・選んだ理由が書かれていない 0点

・選んだ理由が書かれている 1点

・主体的な経験と関連づけて理由が書かれている 2点

・主体的な経験と関連づけて理由が書かれているおり,

 学習ビジョンが示されている 3点

 

《グローバル社会への関心(アドミッションポリシーにあれば)》

・グローバル社会への関心が示されていない 0点

・単語はいられるが内容が明確ではない  0点

・将来での行動が述べられている    2点

・すでに主体的に行動しており,将来ビジョンにつなげている 3点

 

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このように,テーマごとに具体的に得点基準が設けられた表に

合わせて点数化していく方法を「ルーブリック評価」といいます

これだと,読んだ先生の主観で点数化せずに済むからです

 

その対策としては

どのような項目が挙げられるかを予想しないといけないわけです

そう考えれば,アドミッションポリシーが重要になってくるわけです

 

そして,「主体的」ということばがキーワードとなって

点数が高くなっていくことが予想されます

知識の羅列で終わるのではなく,

社会の課題について,

「大学で勉強したいです」ではなく

「調べてみたところ,〇〇のような取り組みがされていることがわかりました」

といったように,調べて分かるところまでは

すでに調べ終わっていることをアピールして

それでも分からなかったことを大学で学びたい,発見したい

とつなげることが重要です

 

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ここまで対策して挑んでくる人は挑んでいます

軽く書いて終わらないようにきをつけましょう

 

 

 

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