左京先生の大学入試に向けて三者面談室

現役私立中高一貫校教員 大学入試に向けてアドバイスを広めたい

志望理由書添削中 釈迦に説法になっていないか?

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学校が休みに入っているため,

出願準備に向けて志望理由書を書いている生徒とは

オンラインで添削を行っております

 

www.blogsakyou.com

 

志望理由書の添削は何度も交わすわけですが

初期の段階で大きく手直しする箇所の一つとして

現在自分が課題と考えている社会の課題について

志望理由書の1/3近くをつかって

熱弁しているものです

 

これだけの知識をもっているというアピールとして

書いてしまうのですが

大学の先生にとっては

「うん。知ってる」という反応だったり

「あー,その視点でしか,この問題を捉えていないのか」

といった反応で終わってしまいます

何よりも

課題をどれだけ伝えても

「私」が全く見えてきません

 

是非とも,

「課題をどのように解決したいと考えているのか」

「課題とどのように向き合っていきたいのか」

さらには,「その課題に対して自分は何か動き出しているのか」

を述べてもらいたい

 

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同様のもので

大学を志望した理由として

図書館がすばらしい・・・・・・・

〇〇プログラムで少人数でのゼミが・・・

といった大学のパンフレットに載っていることが

延々と語られている文章もあります

そこも

「うん,知ってる」

で終わってしまうので,

パンフレットの詳細はさっとまとめ,

それを自分はどのように利用していきたいのか

を書くことを進めます

くれぐれも,

「そのプログラムによって,将来やりたいことが見つかると思います」

といった受け身でしかない文にならないようにしなくてはいけません

 

まずはこの部分の添削で大幅に文字数が変更されるので

添削時はWordなどで書いておくことをお薦めします

 

 

 

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