左京先生の大学入試に向けて三者面談室

現役私立中高一貫校教員 大学入試に向けてアドバイスを広めたい

2020年センター試験分析 速報編

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分析結果が発表されています

予備校,模試会社の各社から

センター試験のデータが発表されています

今年度はとにかく数学が難しかったようです

英語もその傾向があり

5教科9科目で見ると

昨年度より-20点

と見ることができます

 

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上から下までー20点(一部除く)

普通,問題が難しくても

上位層の人たちは簡単に解いてしまい

影響が出るのは中間層以下

ということがあるのですが

今年度の特徴は

この数学の引っ張りは

例年得点率80%以下は

おしなべて-20点でボーダーラインを設定している

発表が多いです

 

ただし,東京大と京都大の理系は

例年通りです。流石です

 

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この結果をみて,さあどうする

昨年から,河合塾のバンザイシステムが

生徒自身でも見られるようになりました

さあ,皆さんはどう考えるでしょう

 

D判定の大学から

ワンランク(得点率5~10%)下げると

B判定やA判定になる場合が多いでしょう

 

D判定で受けますか?

B判定にかえますか?

 

思惑がこの週末(すでに今も)飛び交っていることでしょう

 

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D判定チャレンジは苦戦覚悟で でも頑張れ!

もしも,バンザイの判定で

D判定の大学からB判定の大学へ変更する人が

多くなると

その下の大学でD判定の人は

上からB判定をもっている人がふってくるので

いわゆる玉突きで苦しくなります

これは,苦戦が必須となります

でも,自分の第一志望校に対して

センターで点が出なかった人に譲るのも面白くないですね

二次に自信を付けて,チャレンジもありだと思います

 

これは,完全に私個人の予想ですが

月曜の自己採点での志望校記入において

点が出ていないことから,すでにランクを落として

志望校を提出した人が多いのでは無いでしょうか??

そう考えると,それ以上に落としてくる割合は少ないようにも思えます

 

でも実際,もう少し分析,検討が必要かもしれません

現状は私の予想で止めておきましょう

 

 

一番多い変更パターンは

センターが難しかった年は

二次試験の配点の高い大学が人気になります

逆転を狙うからです

このパターンが多いです

自分の狙う大学学部の二次配点が高いときは

倍率が上がると思っておきましょう

しかし,センターで点数を持っていない

ボーダーライン以下が増えるだけですが

 

そして,センターの科目数の少ない

公立大学も人気になります

 

明日,周囲の思惑を観察しながらもう少し分析します

 

 

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