左京先生の大学入試に向けて三者面談室

現役私立中高一貫校教員 大学入試に向けてアドバイスを広めたい

駿台、進研、全統 模試の関係は?

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ドッキング判定を理解しよう

高3になると

マーク模試と記述模試の

2種類の模試を交互に受けているとおもいます

この、マーク模試と記述模試の結果で

国公立大学のドッキング判定が出ています。

 

第1回マーク+第1回記述

第1回記述+第2回マーク

第2回マーク+第2回記述・・・・

と交互に最新のものとドッキングさせて算出されています

 

特に3年生の2学期からは

出題範囲が全範囲になり

より実践的になってきます

 

2学期から、駿台進研模試が1つになり

2学期からは駿台ベネッセ模試が3回あります

第1回マーク、第2回記述、第3回マークです

駿台全国模試はそのまま存続します

 

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○○大実戦、○○大オープンとの位置づけ

東大や京大、阪大、北大などの旧帝大を中心とした

大学の二次試験に特化した模試を受験する人も多いでしょう

実戦模試は駿台の模試ですから、

駿台・ベネッセマーク模試とのドッキング判定になります

一方で

オープン模試(東大・京大は即応オープン模試)は

河合塾の模試ですから

全統マーク模試とのドッキング判定になります

 

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全統の模試のほうが、偏差値が低く出ます

模試が違えば受験層が異なりますので

平均点がかわります

進研模試駿台ベネッセ)は

幅広い学校が受験するため

下位の点数も多く、平均点が低くなります

そのため、国公立ボーダーラインの偏差値は高くなります

 

逆に、全統模試は下位層は受験が少ないため

平均点は高め

そのため同じ学力でも全統模試では偏差値が低くなります

くれぐれも、進研模試全統模試を比較して

偏差値が上がった、下がったの話題をしないように気をつけましょう

 

 

どの模試も、受験後が重要

模試は現状を知ることが目的であり

模試を受けただけではそれほど学力は高まりません

模試後の「手引き」を使った学習がとても大切です

出題された問題だけではなく

それを取り巻く情報が満載されております

出題者は、出したい問題はたくさんあるのですが

そのなかから何がいいとうかと考えて

模試に出すのですから

もっと、「こういう問題にも気をつけて!」

という情報を伝えたいのです

それが「手引き」です

必ず活用していきましょう

 

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