- 知り合いの情報はあてになりません
- 現場の進路指導でも3年前は当てにならないと指導
- 1年前の私大、センターの情報にも振り回されない
- 昨年度のセンターは、国語でインフレ
- 一方理系は
- 人は最初に聞いた情報を正しいと思い込む
知り合いの情報はあてになりません
お盆休みになると
保護者の方も
昔の同級生に会ったり
同僚と出かけたりと
子育て情報を交換する機会が増えることでしょう
そんな中
知人のお子さんの大学受験情報もいっぱい
仕入れるかもしれません
先輩のアドバイスはとても貴重です
受験勉強とか
家での支え方など
ぜひいろいろと参考にしてください
しかし、
大学受験の傾向についてはご注意ください
現場の進路指導でも3年前は当てにならないと指導
高3の担任団にも
「3年前の傾向を参考にしてはいけない」
と伝えています
担任団は高3まで行くと
高1に戻ってまた持ち上がっているケースが多いので
ついつい、3年前の経験で指導しがちですが
私大の定員厳格化によって
すでに大きく変わっています
1年前の私大、センターの情報にも振り回されない
私大の厳格化と同時に起こった
推薦入試でとりすぎた私立大学は
すでに対応に動いています
おそらく、昨年度よりも一般入試の合格枠は広げています
同時に、昨年の混乱から今年度は推薦入試への
流れ込みが起こりそうですが
推薦入試の枠を厳しくしています
「推薦狙いで安心」
が、もっとも要注意です
昨年度のセンターは、国語でインフレ
国公立に関しては
昨年度センターでは国語で高得点になりました
そのため、文系生徒のボーダーラインは
例年より大きく上昇していました
ですから
昨年度と同等の点数を取らないと合格が厳しい
という状況にはなりません
また、新入試を嫌って
志望校を落としてくる人も出てくるでしょう
昨年度入試を失敗した人は
今頃、慎重論を広めているでしょうが
国公立文系に関しては、あまり当てにしないでください
一方理系は
化学が難しかったので
国語と化学で点数が相殺して
例年通りのボーダーになっていました
ですから、理系は文系とは違って
それほど昨年度のボーダーが高めと思わなくても良いでしょう
人は最初に聞いた情報を正しいと思い込む
周りの経験者(保護者)は、一部の情報しか持っていないのに
聞いた側は
その情報がすべてを支配しているかのように思い込んでしまいます
今年度は、今年度の情報で対応しましょう
ただ、どのように難易度が上がろうが
そのラインに影響されないレベルでの学力を見につけるのが
この夏にすべきことです
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