左京先生の大学入試に向けて三者面談室

現役私立中高一貫校教員 大学入試に向けてアドバイスを広めたい

三者面談なのに生徒は蚊帳の外

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お母さんの話が止まらない

三者面談を進めていると

その様子は、本当にご家庭によって様々です

時間目いっぱい

保護者の方がお話をされることもありますが

そのようなときの傾向が

気になっているので

こちらでお伝えしたいのですが

 

 

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子供が勉強嫌いと決め付けてしまう

家で見ていると

なかなか机に向かわなかったり

テスト前にだらだらしているのをみて

「この子は勉強嫌いなので、三学期まで持たないと思っています」

と切り出して、今まで生徒と面談してきて

目指していた目標をすべてひっくり返されることがあります

その様子は、いつ目撃しているものでしょうか?

半年以上前だったりしませんか?

部活を引退して

時間の使いかたがやっとわかってきて

この夏から一気に追い込もうと

やる気になり始めていたときではなかったでしょか?

 

 

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もっと塾にいかせないといけない

「塾で英語を取っていないので、英語が受験科目にない大学を」

といわれることもあります

塾に通っていることが、受験資格ではありません

科目が増えると

「塾に申し込まなくちゃ」と必ず言われます

塾に行くだけでは成績は伸びないのですが・・・・

 

 

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周りの既卒生との比較が続く

「兄は・・、姉は・・」

「知り合いで受験した人は・・」

と受験情報いっぱいで、こちらが提示するデータを

ひっくり返して、話を曲げない型も・・・・

人は、はじめに知った情報を最優先に掲げるバイアスをもっています

その、数人の情報と全国、地域、校内の傾向からの情報と

どちらを基準に考えたほうが良いのか、冷静になってもらいたい・・・。

 

 

とにかく、生徒が蚊帳の外です

少し、失礼な表現が続いたかもしれませんが

これらの方々に共通するのは

生徒は、全く自分の思いを言う機会を与えられない

ということです

 

 

三者面談のバランス

だいたいの構造は

保護者=安全策(悪かったとを想定)

生 徒=チャレンジしたいけど、よく見えていない

担 任=挑戦案(伸びてくることを想定)

で話が進みます

ポイントは、保護者は「策」として、

もっと勉強しなくちゃ

指定校とかどうなの?

地元がいいんじゃない

という提案をします

 

担任は「案」として、

10月までにこんな風に勉強していこう

偏差値を5上げていこう

第二志望校も決めておいて、第一志望を目指そう

と提案します

 

 

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そして、生徒本人にしっかり考えてもらいたいです

大人の話は、あくまで情報です

提案です

自分で情報をまとめ

判断して

決めることによって

責任ある大人へと成長します

 

進路選択は、その成長のチャンスでもあります

 

 

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