面談で偏差値を5上げましょうといわれたけれど
模試の結果を見ながら
「第一志望校を目指すには,あと偏差値を5上げよう」
と言われたりしますが,
偏差値って,平均点によって変わるし
受験者の点数のばらつきによっても変わると聞きますよね
では,結局何点上げればいいのかわからないから
「偏差値5アップ」といわれても
どれくらい頑張らないといけないのか
見えてこないですよね
ばらつきを表す統計値「標準偏差」
模試の結果の個人シートでは無く
模試結果の解説(全統だと「ANTENNA」)を開くと
標準偏差というものが
平均点と一緒に科目毎に載っています
この標準偏差分の点数をとれば偏差値は10変わります
標準偏差で,上げるべき点数がわかる
例えば標準偏差が36の場合
3.6点上がると,偏差値が1.0上がります
18点上がると,偏差値が5.0上がります
36点上がると,偏差値が10上がります
統計学的にイメージすると
標準偏差が小さいということは,平均点近くに多くの人が集まっています
標準偏差5.0だったとすると
10点上がると,多数の人をごぼう抜きできるので
偏差値は20も上がります
逆に平均点からのばらつきが大きいと,標準偏差は大きくなるので
標準偏差20だったとすると
10点上がってもそれほど順位は上がらないので
偏差値も5しか上がりません
まずは,模試結果の分析冊子を活用しよう
先ほどの全統の「ANTENNA」がそうですが,
模試の結果(判定)シートと一緒に帰ってくる分析冊子を
活用できるかどうかが,具体的な成長にかかわってきます
どの問題が正答率が高かったのかがわかれば
模試の解き直しをするにしてお
優先順位を付けて始めることができます
闇雲な勉強をしていては時間がもったいない
具体的に,あなたの目標に向けてあと何点でしたか
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