やろうと思っていたのに、やる気がなくなった - 左京先生の大学入試に向けて三者面談室

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TVを見ているわが子に

「いい加減に勉強したら！」

というと

「せっかく今からやるつもりだったのに

　今のでやる気がなくなった」

と返ってくるやりとりはないでしょうか

ドラマを見ていると、

ドラマが終わったところで

このように親が声を掛けると

こどもは

『次回予告まで見たらやるつもりだった』

という計画を否定されて

やる気を無くすのです

保護者の方からすれば

なおさらイライラしてしまうことでしょう

このやり取りの解消はそれほど難しくはありません

こどもが保護者に「認められる」ことを欲しているのです

『勉強していないのに、何を認められることがあるの』

と思われるかもしれませんが

認めてもらいたいのです

「自分の中では計画されていたこと」を

本人の中に計画があったので

そこを外部から変更を要求されるためやる気がなくなるのですから

逆に、計画通り進んでいることで

その行動遂行を認め、ほめてあげることができたらどうでしょう

その日の、学習計画（まずは時間でいい）を

ホワイトボードにでも簡単に毎日書くようにします

あとは、放っておけばよいのです

まずは、自分の計画を進める体制を支援してください

家の外では

１５分くらいの遅刻はなんとか許せるのに

なぜか家の中だと

５分前ですら許せなくなったりしてしまいますよね

ちょっとだらしないけど

将来が有望な部下を育てるつもりで

少し余裕を持ってみてあげてください

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