私は私立の教員なので,基本的に異動はありません。
今年度の整理をしながら,新年度の準備を始めています。
まわりは,指導要録の入力など成績処理がまだまだ大変ですが,
高3担任はそのあたりが早めに終わっているので,この時期は少しゆとりがあります。
教員も大学入試の現状把握が必須(今までと違います!)
新年度の頭では,校内の先生方に向けて
現在の受験傾向と新入試を見据えて,指導方針を提案します。
ポイントは3つあるように思います。
過渡期です。
新高3の大学入試
この2年間で見えてきた
私大,特に文系の難化がさらに激しくなる
おそらく「指定校推薦が減少数する」ことが考えられる。
また,指導においても
「希望する指定校は一般で受かるから,もっと上を目指そう」
を今までの感覚で言ってはいけない。
国公立は安全志向で地方の大学に分散する可能性が高い。
まわりの情報に惑わされず,第一志望校を合格する力を付けていけば
逆に国公立は大きなチャンスの年である。
新高2以下
新入試と話題になっているが,
思考力対策にこだわりすぎず,知識の定着を優先する。
その上で,考える力を対策する。
また,何よりも「国語力」が必要である。
正しく読み取る力と文章で表現する力を身につけさせたい
中学生
教科書の知識の定着をおろそかにしてはいけない。
中学校の内容をそのまま大学入試で求められることも多い。
高校での学習に向けて,
答えの無い問題に取り組む授業も実践してもらいたい。
いろいろ考えてみたけど、答えはなくモヤモヤしておわる。
そんな授業で,答えを合わせることだけだ勉強じゃないことを
体験させてもらいたい。
今回は,私の覚え書きのような書き方になってしまいました。
新学期が始まったら,それぞれ,もう少し具体的な対策を
提案できるようにしたいと思います。
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