教員をしていると,ついつい当たり前と思っていることが,
受験生にとっては,初めての経験なので思わぬ勘違いが発生することがあります。
その一つが,「前期試験と後期試験の出願時期が同じ」ということを
知らなかったということです。
いま,この記事を読んで「ドキっ!!」とした方は,
急いで下さい。
後期は難しい。
後期は倍率が高い。
だから,敬遠しよう。
と考えるのはもったいない。
前期を合格して,入学手続きを済ませた人は
後期の受験資格を失う
ことは,知っている人も多いと思いますが
有資格者のうち,4割近くが欠席することは知っていますか?
「後期出願したけど,私立大学が合格したから,
もう後期は受けにいかなくてもいいや」
といった感じでしょうか。
本校の生徒を見ていても,同様な動きを感じます。
その結果,定員割れや定員ピッタリが発生することもあります。
ただ,前年度に実質倍率が低かったところはやはり次年度は倍率が高くなります。
みなさん,前年度倍率をよく見ているのですね。
後期出願を勘違いしていた人は,
月曜日に,急いで学校で調査書の発行をお願いして
出願できるようにしておきましょう。
すでに済んでいる人は,体調管理に気をつけながら
急成長の楽しさを味わいながら,演習を増やしていきましょう。